岡山県倉敷市に、100歳になった今もプレーを楽しんでいるゴルファーがいます。自分の年齢以下のスコアで18ホールを回る「エージシュート」は、なんと700回以上。元気の秘けつを取材しました。

「ナイスショット」
岡山県玉野市のゴルフ場で、仲間たちが開催してくれた「百寿のお祝いゴルフコンペ」。やって来たのは倉敷市の西山輝利さんです。

西山さんは、1923年生まれの100歳。27歳で縫製業を始め、現在は学生服縫製会社「ニシキ」の会長を務めています。

コンペには、ゴルフ仲間ら174人が参加し、西山さんの100歳を祝いました。
(100歳のゴルファー西山輝利さん)
「大勢来てくれたら活力いうかな、ファイトが出るわな。うれしいですね」

西山さんがゴルフを始めたのは、意外にも遅く55歳の時。ライオンズクラブの趣味の会に参加したのが、きっかけでした。
その後はメキメキと腕を上げて、自分の年齢以下のスコアでまわる「エージシュート」を初めて達成したのは、76歳。

100歳になった現在は700回以上も達成し、一緒にコースを回ったゴルフ仲間も驚きを隠せません。
(ゴルフ仲間)
「自分の足でしっかりとコースを歩いて行かれると、坂道でも上がって行かれますし、これはもうものすごい体力でありますし、精神力」
健康の秘けつは、ゴルフと毎朝のウオーキング。100歳になった現在も、月に3回から4回のペースでプレーしています。
ゴルフ場で出会える仲間たちのお陰もあって、まだまだ意欲は衰えません。

(西山輝利さん)
「数え年で101歳じゃから、せめて102、103歳まで出来りゃあええなあ。大勢の人にこれだけ応援してもらようるゆうたら、また返さないけんが、応援をまた頑張ります」

まだまだ現役の、名ゴルファー・西山さん。元気の源である仲間たちと、さらなるエージシュート達成に挑んでいます。
【スタジオ】
この日、西山さんのスコアは「96」だったということで、エージシュートの回数は703回となりました。すごい!!
