三沢基地周辺の戦闘機などによる騒音問題で防衛省による本格的な調査が19日から始まりました。

防衛省による調査は三沢基地周辺をはじめ4つの市と町で26日までの日程で行われます。三沢基地の騒音問題を巡っては、これまで基地に隣接する地区の一部で集団移転の基準を超える騒音が確認されていて、国が2023年度から本格的な調査の準備を進めていました。

岡三沢6丁目町内会 小泉愃司会長
「住める状態ではない町内なので(調査を)早くやってもらわないと我々も間に合わない。(調査の)期間を短くして、移転などの対策を講じてもらいたい」

東北防衛局によりますと調査は2024年度も行われる予定で騒音や飛行経路などのデータを収集して実態を把握するとしています。