若い有権者の投票率を上げるための試みです。高知県四万十市選挙管理委員会は県内で初めて、市内の2つの高校に期日前投票所を設けます。
去年行われた参議院議員・通常選挙の四万十市での投票率は全体で53.5パーセント。このうち18歳と19歳は、平均で17.7パーセントほどと低迷しています。参議院議員・補欠選挙の投票日が22日にせまる中、四万十市選挙管理委員会は若い人達の投票率を上げるための初めての試みとして中村高校と幡多農業高校に期日前投票所を設置します。高校に期日前投票所を設けるのは県内で初めてです。
18日は幡多農業高校に午後4時から6時まで記載台や投票箱が設置され、選挙権を持つ生徒らが一票を投じていました。
「私達の生活が豊かになって欲しいという思いで投票しました」
「初めての投票で違和感があったけど投票することができて良かったです」
幡多農業高校の投票所では8人の生徒と16人の教職員、合わせて24人が期日前投票をしました。中村高校での設置は20日午後4時から5時までです。市の選挙管理委員会は11月の県知事選挙でも2つの高校に期日前投票所を設けることにしています。














