「骨髄バンクのドナー登録説明員」その実態は「ボランティア活動」

説明を受けた人は
「登録も、もし合う方がいたらご連絡いただいたりとか、すごくわかりやすく説明していただいて、今回お話聞いてよかったなと思います」
青森県内でドナーに登録する人は1年間に約400人で、その8割はこうした説明員による登録会で確保しています。

命をつなぐドナーを募る重要な役割を担う説明員。日本骨髄バンクの研修を受けた18歳以上の人が委嘱され、1日2000円の活動費と交通費は支給されますが実態としてはボランティア活動です。いま県内では21人が認定されていますが実際に活動しているのは佐藤さん含めて2人だけ。仕事をしている佐藤さんは活動できない日もあります。

ドナー登録説明員 佐藤孝治さん
「6月末に足を骨折して2か月ほど(活動に)参加できなかった。ほとんど1人で(活動を)やっている状況なので、登録会もまったく行けないということで当然そうなると登録の人数も0に近いような状態になるので」
バスでの献血会場を借りてのドナー登録会は8月末まで約2か月間、ほとんど開くことができずドナー登録者もこの間は、ほとんど確保できませんでした。















