政府観光局は、今年9月に日本を訪れた外国人旅行者が218万4300人となり、ほぼコロナ前の水準にまで回復したと発表しました。

政府観光局によりますと、今年9月に日本を訪れた外国人の数は218万4300人でした。200万人を超えたのは4か月連続です。

新型コロナの感染が拡大する前の2019年の8月と比べると96.1%まで回復していて、中国から訪れた人を除くと128%にまで回復しています。

東南アジアや北米からの旅行者の数が増えていて、特にシンガポールやインドネシア、アメリカやカナダからの旅行者の数は、9月としては過去最高になったということです。

一方で、中国については、8月に日本への団体旅行が解禁されたものの、東京電力福島第一原発の処理水が放出されたことなどが影響し、コロナの前の4割ほどの回復にとどまりました。