高校時代のバッテリー、二人が選んだ道
大学No.1キャッチャー・上武大学の進藤勇也 選手と、専修大学のエース・西舘昴汰 選手は、高校時代にバッテリーを組んでいた仲です。
甲子園にも二度の出場を果たし、卒業後は別々の大学へと進みました。

進学を決めた理由は、西舘選手いわく「(大学に行って)ドラフト1位2位で行ける選手に(なるため)」。
高校時代からプロも注目する存在だった二人でしたが、同学年には佐々木朗希 選手や宮城大弥 選手がおり、当時は「今のままじゃ行けても育成指名」と言われていたといいます。

大学に進む際、二人は「プロでバッテリーを組みたい、絶対プロで一緒になろう」と話し合っていたそう。
その目標が成長の手助けになり、進藤選手は大学日本代表の正捕手に。プロでもトップクラスの二塁送球1.8秒台の強肩と長打力に、注目が集まるようになりました。

いっぽうの西舘選手は、球速を152キロにまで向上させ、2022年にはリーグ最優秀投手を獲得しています。

二人は同じ球団でプレーしたいと話しながらも、お互いに『同じチームに行くなら、自分の方が上のドラフト順位で指名されたい』という気持ちがあるといいます。
2023年10月26日のドラフト会議は、果たしてどのような結果になるのか…運命の日に注目です。