香川県の高松港の防波堤にある灯台で、約40年間にわたって使われてきたレンズが役目を終え、香川県の資料館に寄贈されました。

寄贈されたフレネルレンズは高さ約90センチで、中心のライトの光を横方向に集めるためのプリズムレンズで構成されています。

高松港朝日町外防波堤・北灯台で、1982年から航路を照らしてきましたが、交換部品などが無いため役目を終え、瀬戸内海歴史民俗資料館に寄贈されたものです。

レンズは今月末に開かれる予定のイベントで、ライトを点けて展示されます。

(高松海上保安部 間賀巧交通課長)「一般の皆さまに、『こういうレンズもありましたよ』ということで、船の安全を守ってきたレンズを見ていただきたいと思います」

朝日町外防波堤・北灯台は光源をレンズ付きのLEDに切り替え、引き続き高松港の目印として船の安全を守ります。