富山国際会議場などを会場に、17日から4日間、国内最大の宇宙工学分野の学会が開かれ、1500人を超える研究者らが富山市に集まっています。

初日は、2015年にノーベル物理学賞を受賞した富山市在住の梶田隆章さんが講演。ブラックホールの起源など宇宙の謎に迫るには、研究の国際的な協力関係が重要だと話しました。

梶田さんが携わる重力波の観測装置「KAGRA(かぐら)」についても、現在、感度をあげるための調整中で来年春に国際観測に参加するということです。

会期中は一般参加可能な特別講演も行われ、18日は宇宙飛行士の山崎直子さんが登壇します。