鹿児島県で行なわれていた国民体育大会はきょう(17日)閉幕し、男女総合成績の天皇杯で岡山県は20位、香川県は29位となりました。岡山、香川とも若い力が躍動しました。
今月7日から始まった鹿児島国体には、選手・役員合わせて岡山県からは562人、香川県からは539人が参加しました。
(林祐子リポート)「鹿児島国体卓球少年女子。岡山チーム、いよいよ準々決勝です。相手は強豪大阪です」
15日に行われた卓球少年女子。岡山が準々決勝で対戦したのは昨年の覇者・大阪です。1チーム3人で戦う団体戦のシングルスに登場した、高校1年の面手凛は、同じく1年生でインターハイ女王の青木と対戦し、フルセットの末接戦をものにします。しかし、チームは3対2で敗れ、3大会連続の5位入賞となりました。
(山陽学園高校1年 面手凛選手)「最後の最後で粘る力とか気持ちの面で相手の方が上回っていた。来年こそは大阪を倒して優勝できるようにがんばりたい」
そして、16日に行われた陸上・幅跳びでは、岡山の熱田心が6メートル24を跳んで3位となり、2年連続の表彰台に立ちました。
(熱田心選手)「国体は日本選手権ぐらいこだわりを持って練習してきたので、優勝を狙っていたし、自己ベストも、今シーズン幅跳びでは出せなかったんですけど、幅跳びでも狙っていたのでくやしいです」
一方、ソフトテニス少年男子では、香川の尽誠学園が8年ぶり2度目の優勝を飾りました。尽誠学園は、全国高校選抜、インターハイに続く全国制覇で、27年ぶり・史上3校目となる高校3冠を達成しました。
(尽誠学園3年 井戸川惺選手)「国体は絶対に取るってみんなで決めていたので、とりあえず優勝できて、うれしいです」
(尽誠学園チーム)「3冠したぞ!イェーイ!」
男女総合成績で競う天皇杯の総合成績は岡山県が去年から4つ順位を下げて20位。香川県は去年から7つ順位を上げて29位となりました。