バレー強豪国イタリアのプロリーグ、セリエAには世界各国から多くの選手が所属。日本はキャプテン石川祐希(26)、西田有志(22)、髙橋藍(20)の3選手が昨季をイタリアで過ごした。
イタリアとの対戦成績は25勝39敗、直近の試合は昨年の東京五輪で、1-3と日本が敗れている。石川はイタリアの印象について「第2ラウンドからメンバーを替えてきて、昨日も試合をしていましたが、非常に完成度の高いチームに仕上がっていると思う」と話し、警戒する。

現在チーム最多の93点を挙げている西田は「イタリアのチームもすごくいい状態で来ていると思いますし、僕たち自体もアルゼンチン戦が終わってより良くなっているとは思うので、そういったところで自分たちもどういった結果になるか楽しみにしています」。髙橋藍も「親しみのある選手がいるので、すごく自分自身も楽しみにしていますし、そういう選手がいることで自分にとってもまた違う緊張感だったり、凄く刺激になっているので、その緊張感を良いものにして、自分らしいプレーを出していきたいなと思っています」と意気込んだ。

「すごく温かく迎えてもらっているので、その声援を力にして、またそのファンの方々の期待に応えられるように頑張りたいなと思います」と髙橋藍が言うように、試合が行われるフィリピンには日本ファンも多く、アルゼンチン戦(21日)では国外であることを感じさせないような黄色い歓声があがっていた。

日本は、24日のイタリアに続き、25日にはフランス(同3位)、26日はスロベニア(同7位)戦を控えている。会場の雰囲気も味方に世界ランキング上位の相手に挑む。
※日程は日本時間、ランキングは24日午後12時時点