11月23日に開幕する男子プロゴルフツアーカシオワールドオープンを通じて、環境保全に貢献しようと大会事務局と高知県は輸送バスから出るCO2=二酸化炭素の排出量をお金に換算し買い取る契約を結びました。

カシオワールドオープンでは大会期間中、最寄りの駅などからギャラリーを輸送するシャトルバスを運行しています。大会事務局は環境保全に貢献しようと2010年以降、バスから排出されるCO2を買い取る「カーボンオフセット」契約を県と締結していて、今年は16トンを12万3200円で買い取ることが決まりました。県が進める温室効果ガスの削減や吸収の取り組みに対し、資金を提供する形です。

(カシオワールドオープン 馬場浩司 大会事務局長)
「環境に配慮した大会運営を心がけている。オフセットクレジットした基金を森林の環境保全に役立ててもらえれば」

また、大会事務局は去年の大会で実施したチャリティー販売の収益金を県に寄付していて、16日に県から感謝状が贈られました。

男子プロゴルフツアーカシオワールドオープンは11月23日から26日まで高知県芸西村のkochi黒潮カントリークラブで開催します。