9月に行われた秋の高校野球島根大会。松江北は、江津、浜田水産との3校合同チームで出場しました。

松江北高校野球部 濱崎向陽 主将
「移動とか大変だったんですけど、せっかく合同チームでやるので、大会は絶対勝ちたい、という思いで練習していました」

江津と浜田水産は部員不足が続き、夏の大会に去年、今年と合同チームで出場していましたが、これに、松江北も加わっての出場。

思うような練習が出来ないというハンデを乗り越え、見事、松江高専に12対6で勝利をおさめました。

松江北高校野球部 濱崎向陽 主将
「自分たちの姿を見て、来年、たくさん新入部員が入って、単独チームで出られたらいいと思うので、そこを目標に、頑張っていきたいと思います」

秋の大会以降、松江北高野球部は、週6日、練習に励んでいます。

しかし、わずか5人での練習だと、これまで通りにいかないこともあるようです。

松江北高野球部 山本弘貴 選手
「球拾いだったら、20人いるチームよりも倍くらい時間が掛かかるし、でも、それでも効率化しないといけないので、走ってボール取りにいったりしています」

連携プレーの練習ができない。準備も片付けも、自分たちでしなければならない。

そんな大変な日々が続く中、来年の夏の高校野球島根大会に、単独チームで出場を目指す松江北高野球部。

そのためには、来年の春、新入生の入部が絶対条件となります。