日本で初めて生まれたオリーブの品種「香オリ3号」の初収穫が小豆島で行われました。

香川県オリジナルのオリーブの新品種「香オリ3号」です。

オリーブの産地・小豆島では近年、果実に斑点ができるオリーブ炭そ病に悩まされていましたが、「香オリ3号」は「炭そ病に強い新品種を」と香川県が育成。

2021年、オリーブとして初めて国内で品種登録されました。

5アールの畑で20本の「香オリ3号」を栽培するこの農家でも今年はじめての収穫です。

(JA香川県小豆島果樹部会オリーブ班 畑口欣哉班長)「香川のオリーブの新たなブランド品として売り出して行ければなと」

(香川県農業生産流通課 山田英尚課長補佐)「多くの消費者の方に知っていただいて、味わっていただくようにPRしていきたいなと思ってます」

主力品種の「ミッション」より大きく食べ応えがあるという「香オリ3号」。

全国一のオリーブの産地・香川県を代表する品種に育っていくか、注目されます。