新シーズンを迎えたバスケットB3リーグ。B2から降格した香川ファイブアローズ、そしてトライフープ岡山がホーム開幕戦に挑みました。

開始3時間前から多くのファン=ブースターが長い列を作ったファイブアローズのホーム開幕戦です。

(ブースター)「とにかくどんな形でもいいから勝つことです」

(ブースター)「新しい挑戦」

(ブースター)「松井啓十郎選手とか名前が売れている選手が来てくれているので、そこがすごく楽しみです」

(古川豪太記者)「14人中11人が新メンバーとなった香川ファイブアローズ。B3に降格し、初めてのホーム開幕戦に挑みます」

約2000人のブースターの前でB3新規参入の徳島には負けられないと、序盤から果敢に攻めるファイブアローズ。元日本代表の松井も次々とスリーポイントを決めますが、リズムに乗れず終始追う展開となります。

3点ビハインドで試合時間は残り13秒。チームが勝負を託したのは松井のスリーポイント。

(歓声)「ワー」

同点にして延長に持ち込みます。しかし、その勢いを生かすことができず…。ホーム開幕戦で今シーズン初黒星です。

(香川ファイブアローズ 籔内幸樹ヘッドコーチ)「こういう雰囲気で必ず毎節毎節会場にきてくれたら僕たちは絶対強くなります。もっともっとしっかりバージョンアップしてその姿を見せられるようにがんばります」

きのう(15日)のホーム第2戦では、延長のすえ勝利をつかんだファイブアローズ。次節もホーム・善通寺市で品川を迎え撃ちます。

一方、開幕戦で連敗したトライフープ岡山。今期初のホームゲームは優勝候補に挙げられる強豪・福井ブローウィンズとの対戦です。

立ち上がりに主導権を握った岡山。前半を5点差で折り返しその後もリードを守り切りました。この日は倉敷市出身の岡田陸人選手が大活躍。スリーポイント5本を決めるなど、すべてのシュート成功させチームの勝利に貢献しました。

(トライフープ岡山 岡田陸人選手)「ノーマークは自信を持って打てと言われているので、その結果がきょうにつながったのかなと思います」

(トライフープ岡山 大森勇ヘッドコーチ)「今シーズンおそらく優勝候補の福井に対して、チームがやるべきことを選手たちがコートで表現してくれた」

きのう(15日)の試合では惜しくも福井に破れた岡山。次節はホームで岐阜と対戦します。