きょう観音寺市の瀬戸内海で、海底清掃に参加していた漁船から、夫婦が海に転落し、55歳の夫が死亡しました。

坂出海上保安署によりますと、きょう(14日)午前8時30分ごろ、観音寺市伊吹島沖で、海底清掃の作業に参加していた観音寺市の川端元治さん(55)と元治さんの妻(54)が海に転落しました。およそ1時間後に、2人は救助され、病院に運ばれましたが、元治さんは死亡が確認されました。死因は溺死でした。妻は意識があるということです。

2人は網を海におろすときに、絡んだ網をとく作業をしていたところ、誤って海に転落したということです。いっしょに参加していた漁船の乗組員が、長時間、漁の道具を海に入れずに進んでいた漁船を発見し、連絡を取りましたが反応がなかったため、近づき、船を止めて捜索をしたということです。