バスケットボールB1の富山グラウジーズはあす14日、馬場雄大選手が電撃加入した長崎ヴェルカとのホーム開幕戦に挑みます。チケットが完売するほどの注目のカードでグラウジーズが巻き返しを狙います。

開幕2連敗と厳しいスタートとなったグラウジーズ。巻き返しを図るため、ホーム初戦を前に練習の熱量、そして強度も上がっています。
今シーズン、グラウジーズが目指すのは「走るバスケ」。オフェンスも、ディフェンスも5人全員が連動し「走る」早い展開のバスケです。
開幕節では敗れはしたものの、そのスタイルがはまった場面もあり今シーズンを戦う手ごたえも見られました。一方、課題はメンバーの大半が入れ替わったことによる連携不足。
攻撃パターンが単調になり得点のほとんどが外国籍選手に。日本人選手の得点を伸ばすことが勝利へのカギとなります。
水戸健史選手:
「チームが勝つためには日本人選手も得点を取らないといけないと思います」
宇都直輝選手:
「個々で攻めるというよりかは1人より2人で2人より3人、4人、5人でチームで連携して点数を取る守る走るを全部やんなきゃいけない」
ホームで迎え撃つ相手はBリーグ参入3年目。最短でB1に昇格してきた長崎ヴェルカです。強豪・千葉を相手に2連勝を飾り勢いに乗っています。そして長崎には、富山市出身でワールドカップでも活躍した馬場雄大選手が電撃加入。地元・富山で、グラウジーズと初めて対戦することについて馬場選手はー。
馬場雄大選手:
「とっても楽しみにしています。地元富山でプレーできるということ。富山グラウジーズのブースターのみなさんも、とても情熱の持った方が多いと思うので、みなさんが楽しんでもらえるようなバスケットボールができたらなと思っています」
注目の対戦に、チケットは完売。これはクラブ史上初のことです。
小野龍猛選手:
「自分たちがこのホームを守るじゃないんですけど、自分たちの最高のバスケットができればなと思います」
宇都直輝選手:
「ぼくらは富山グラウジーズというチームで富山として戦っていくので、しっかり応援してもらいたいなと思います」
注目の戦いは、14日午後5時35分ティップオフです。