年金支給日の13日、富山市では警察が金融機関などと連携して、高齢者への被害が急増している特殊詐欺への注意を呼びかけました。

13日は警察官らが特殊詐欺の手口や対策などが書かれたチラシを配り、特殊詐欺に注意するよう呼びかけました。

富山県警によりますとことしに入ってから9月末までに、県内で確認された特殊詐欺などの被害は、去年の同じ時期から倍増し260件で、被害総額は8億1100万円を超えています。

被害者の8割以上が65歳以上の高齢者で、自治体職員を名乗り保険料や税金の還付金があるなどと騙る還付金詐欺、パソコンにウイルスを仕掛けて復旧作業費をだまし取るサポート詐欺が急増しています。

県警では固定電話やATM、「今日中に」「今すぐに」などは、すべて詐欺のキーワードだとして警察や家族に相談するよう呼びかけています。