文部科学省は12日、旧統一教会への解散命令請求を正式に決定したうえで13日以降、解散命令を裁判所に請求する方針を表明しました。この重大局面を迎え、1980年代から90年代に教団に入信していた50代の男女3人は「被害にあった人が人生を取り返すステップになってほしい」と、切実な願いを語りました。
取材に応じたのは富山県内に住む旧統一教会の元信者でいずれも50代の男女3人。3人は1980年代と90年代にそれぞれ数年から10年にわたって入信していました。


元信者の女性:
「着物だとか布団だとか買いました。羽毛布団だったのでセットで多分100万円くらい。経済的に貢献すれば霊的に上のランクに行くじゃないですけどそういった感じの教えがあるので」
別の元信者の女性:
「会社の先輩に水晶玉を20万円で(売った)。あとは絵を30万円で売っていました。こっちもマインドコントロールされた頭でやってまして、本当にその人が救われるためにやってました」



また、50代の男性は、韓国の女性と合同結婚した後に家族の説得で離婚し、脱会しました。














