人生を取り返すためのひとつのステップに…

元信者の男性:
「親には許可を得ずに結婚を受けたんですけど、家に戻った時に親、親戚、みんなが集まってまして、逃げようとしたんですけど、その時に親戚の叔父さん、父が『本当にお前が行くなら俺は死んでもいい』って言って止めてくれたんですよ」

教団に対する解散命令請求が、目前に迫る中、今、思うことはー。

元信者の女性:
「教団に対しては本当に憤りですかね。その人自身、家族、親族、全部壊していくわけですし、活動してない人の心は解放されてないっていうか、本当にそれ(解散命令請求)が通ることを希望いたします」

元信者の男性:
「私が辞めたのはもう35年近く前ですけど、やってることは全然変わってなくて多額の献金をしたり、物を買わせたり。今、解散命令請求の一歩手前まで来ているということで、これ以上被害が増えないようにしてほしいと思っております」

別の元信者の女性:
「統一教会で被害を受けた方とか、本当にそこにおられる人たち(現役信者)も本来のその人たちらしい人生を取り返すためのひとつのステップになってくれたらいいなと思っています」

旧統一教会は12日午後に、「極めて残念であり、遺憾に思っております。マスコミ報道によって"絶対悪"のモンスターのようにされていました」とコメントを発表。解散命令については「国から解散命令を受けるような教団ではないと確信している」として「今後は、裁判において、私たちの法的な主張を行っていく」としています。