盆栽の町として知られる香川県の高松市国分寺町周辺を舞台にした映画の話題です。タイトルは「盆栽ラップソディー」。撮影が佳境を迎えています。

♪(ラップ)「さぬき盆栽魅力が絶対失敗恐れずやってみりゃオーケー」

全国の松盆栽の8割を生産している高松市国分寺町や鬼無町周辺で7月から撮影が行われている「盆栽ラップソディ」です。

「さぬき映画祭2022」でシナリオ大賞を受賞し、映画化が決まりました。

20代の内気な女性と、ラッパーとして挫折を経験した男性が、盆栽の町で成長していくストーリーです。

監督は香川で映画作りを行う高松市の映画監督・武田龍八さんです。

(武田龍八監督)「地域の方とか職人さんだったりとか、エキストラのみなさん、企業の方々、本当にみなさんが気持ちを持ち寄っていただいたっていうあたたかい空気が伝わっていけばなと思って」

「よーいスタート」

入院した祖父から「ぼんさいまつり」を託された内気な孫娘、楓を演じるのは俳優の吉田愛美さんです。

(平星楓役 吉田愛美さん)「いろんな人と出会っていって変わっていく楓っていうのが見どころかなとは思います」

映画「盆栽ラップソディ」は今年いっぱい撮影が行われ、来年2月のさぬき映画祭で公開される予定です。