12日、盛山文部科学大臣は臨時会見を開き、旧統一教会への解散命令請求を正式に決定したうえで13日以降、解散命令を裁判所に請求する方針を表明しました。
盛山正仁 文部科学大臣
「旧統一教会は、遅くとも昭和55年ごろから、長期間にわたり継続的に、その信者が多数の方々に対し、相手方の自由な意思決定に制限をくわえ、相手方の正常な判断が妨げられる状態で、献金や物品の購入をさせ、多くの方々に多額の損害を被らせた。親族を含む多くの方々の生活の平穏を害する行為を行った」
旧統一教会をめぐり重大な局面を迎えるなか、これまで政教分離を理由に教団と関係を絶つと明言していない富山県の新田知事は、12日の定例会見で次のように述べました。

新田知事:
「決定は裁判所が決めるというふうに聞いていますので、それは見守っていきたいと思います。私について言えば、これで2年11か月、知事を務めさせていただいていますが、特定の思想や特定の宗教に私ども富山県の政策が影響されたことは一切ないということは断言させていただきたい」
