大分市内に住む70代の女性がパソコンの修理費名目で電子マネー60万円分をだましとられる被害にあったことがわかりました。
警察によりますと、大分市在住の70代女性が10日、自宅のパソコンでインターネットを閲覧中に突然、警告音や音声ガイダンスが流れ、「トロイの木馬に感染しました」と表示されました。そして、画面に出ていた対策費『5年・6万円コース』をクリックすると片言の日本語を話す男とビデオ通話状態に切り替わりました。
その後、女性は指示に従い、3回にわたりコンビニエンスストアで電子マネー計60万円分を購入。いずれもパソコンの内蔵カメラで利用コードを映し、利用券をだましとられたということです。
女性が4回目に訪れたコンビニの従業員から詐欺ではないかと指摘され、自ら110番通報し発覚しました。
警察は「『トロイの木馬』、『電子マネー購入』などは詐欺のキーワードです。必ず警察や家族に相談してください」と注意を呼びかけています。