愛媛県の伊方原発で重大事故が発生したことを想定した訓練が国や大分県が参加して行われ、関係機関が住民の避難計画について情報共有しました。
訓練には国や県・愛媛県など関係機関の職員が参加し、震度6弱の地震によって四国電力の伊方発電所で重大事故が発生した想定で実施されました。
原子炉の自動停止を受け、大分県は関係機関とテレビ会議を開いて被害状況を共有したほか、伊方町からの避難住民の受け入れ態勢について報告しました。
(佐藤知事)「避難者受け入れの要請があれば万全の態勢で対応するよう準備する」
10月21日には伊方町の避難住民15人を国道九四フェリーで佐賀関港に受け入れ、津久見市まで避難させる実動訓練も予定されています。
県は「万が一の事態に備え、職員の災害対応能力の向上を図っていきたい」と話しています。