熊本大学は、在学する学生・大学院生を対象とした子宮頸がん予防ワクチンの集団接種を実施します。
このワクチンは子宮頸がんの原因とされる「ヒト・パピローマ・ウイルス」の感染を防ぐもので、16歳頃までは公費で接種することができます。

国内ではワクチンの副反応の報告を受け、2013年から約9年間、積極的な接種が控えられてきましたが、専門家の研究で2021年にワクチンの有効性が副反応のリスクを上回ることが認められ、接種が再開されました。
国は接種が控えられていた期間、機会を逃した人を対象に公費による接種を実施しています。

熊本大学 富澤一仁 理事「熊本県の接種率は18%でワクチンの有効性を若い女性にしっかりと理解して頂こうと」
熊本大学では、12日に第1回目の接種を行う予定です。