SNSなどでアイヌ民族を揶揄する投稿をし、札幌法務局から「人権侵犯」を認定された杉田水脈衆院議員。取材に対し、議員辞職の考えは「全くない」と答えました。

自民党の杉田衆院議員は2016年、国連の会議の参加者について、SNSなどに「チマチョゴリやアイヌ民族衣装のコスプレおばさんまで登場。完全に品格に問題があります」などと投稿し、先月、札幌法務局から「人権侵犯」を認定されています。

きょう公の場に姿を見せた杉田氏は、「人権侵犯」の認定を受けたことについて聞かれると…

自民党 杉田水脈 衆院議員
「撤回して謝罪しているお話なので、コメントすることは何もございません。(Q.人権侵犯が認定された事実は重いと思うが、議員辞職など、今後責任を取る考えは?)全くありません。削除したブログに対してこのようなことになっていることに非常に驚きを感じています」

与野党からは杉田氏の説明責任を求める声が上がっています。