子どもたちが考えたメッセージや地域の特産品などを歌詞に盛り込んだ、オリジナルの「防犯ソング」を作る取り組みが、岩手県野田村で始まりました。

11日は野田村保育所で行われた防犯講話に合わせて防犯ソングの歌詞作成に向けた園児への聞き取りが行われました。

「何がおいしい?野田村って」
「のだ塩ソフト!」「なもみ」

園児たちは防犯標語の「いかのおすし」を勉強したあと、歌詞に盛り込む野田村の特産品や伝統行事などを話しあいました。

「知らない人にはついていかない!」

この取り組みは久慈警察署が発案して久慈地区少年警察ボランティア協会の協力を得て進められているものです。
野田村の保育園児や小中学生から非行防止や防犯のメッセージのほか、地域の特産品なども聞き取り歌詞に盛り込んで防犯ソングを作成します。

(久慈警察署 平圭太 生活安全課長)
「野田村の住民の方々の防犯意識が少しでも高まればいいなという思いで作成しています」

防犯ソングのCDは来年3月に完成する予定で、村内の保育所や小中学校に配布するほか、地域のイベントなどで活用します。