秋から流行する恐れがある「鳥インフルエンザ」の発生に備え、防疫作業などを担当する香川県職員らへの説明会が開かれました。

説明会は渡り鳥の飛来が始まり、鳥インフルエンザが流行する恐れが高まっていることから行われたものです。県職員ら約180人が参加し、消毒などの防疫作業や殺処分の手順について確認しました。

昨シーズン、香川県では4例の鳥インフルエンザが発生し約20万羽が殺処分されていて、感染拡大を防ぐための対応が求められています。

(香川県畜産課 大西美弥家畜防疫主幹)「鶏舎内へのウイルスの持ち込みを防ぐ発生は避けていただきたいので、侵入防止対策をとにかく徹底していただきたい」

また、全国的に豚熱の感染も相次いでいることから、香川県では養豚業者らへ消毒用の消石灰を配布するなど感染防止策の徹底に努めています。