ゴミ拾いの質と量を競う、スポGOMIワールドカップ世界大会への出場権をかけた日本ステージが、9日東京で行われました。

スポーツゴミ拾いは、拾ったゴミの量を重さで競い合い、ゴミ拾いをスポーツ感覚で楽しむという日本で生まれた競技です。今年は、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で初めて「スポGOMI WORLD CUP」が開催されることになっています。

予選大会はアメリカやフランスなど21の国で行われていて、9日は、日本代表を決める日本ステージが行われました。日本ステージには全国の予選を勝ち抜いた48チーム144人が参加。高知県代表の「両生類`s」も、他県の代表に交じりながら懸命にゴミを拾いましたが、残念ながら、優勝することは出来ませんでした。

「こういう取り組みをしているのに毎年ゴミがあるので、どんどん取り組みを広げてゴミを減らしたい」

この日、大会で集められたゴミはおよそ590キロ。優勝したのは新潟県のチームで、約38キロのゴミを拾って世界大会への切符をつかみ取りました。