長野県塩尻市内の老人ホームで入居者の女性に薬物を服用させて殺害したとして、元職員の男が逮捕されました。
殺人の疑いで逮捕されたのは下諏訪町の無職 望月大輔容疑者40歳です。
長野県警によりますと、望月容疑者は去年5月、塩尻市内の老人ホームで入居者の前田裕子さん・当時77歳に薬物を服用させ、薬物中毒で死亡させた疑いです。
望月容疑者は当時この施設で働いていて、前田さんの介助を担当していたということです。
前田さんは去年5月29日の朝、亡くなっているのを施設の別の職員が見つけました。
警察は捜査に支障があるとして、望月容疑者の認否を明らかにしていません。
望月容疑者は前田さんの通帳を盗んで現金を引き出したとして去年(2022年)、逮捕・起訴されているほか、ホーム内で別の女性に向精神薬を混ぜたコーヒーや紅茶を飲ませ、急性薬物中毒にさせたとして、傷害の罪でも起訴されています。














