伝統工芸品のうちわを活用し観光振興を進めている香川県丸亀市が、世界の持続可能な観光地トップ100に選ばれました。

丸亀市が選ばれたのは国際的な認証団体「グリーン・デスティネーションズ」が毎年選出する「世界の持続可能な観光地トップ100選」の「文化と伝統」部門です。

江戸時代から続く職人によるうちわ作りの技術の継承を進めながら、体験型コンテンツなどで観光振興を図ってきたもので「伝統を継承する取り組みは観光と密接な関係がある」と評価されました。

(松永恭二 丸亀市長)「うちわの製造過程を見ていただいて、たくさんの人にもっとうちわを知っていただくという大きなきっかけになる」

今年は四国から3つの都市が選ばれていて、連携してインバウンド客の誘致などを進めたいとしています。