「地元の海の恵みのおいしさをもっと多くの人に届けたい」との思いで、小学生が開発に携わったオリジナル弁当が、きょう(10日)発売されました。

「イシモチの唐揚げ」や「チヌのカレーフライ」など、瀬戸内海の魚をふんだんに使ったその名も『岡山前浜もん弁当』です。

次世代に、豊かで美しい海を引き継ぐために活動している一般社団法人「海と日本プロジュクト」が企画しました。

県内の児童と「はせいのおそうざい 惣」がタッグを組んで開発し、きょう(10日)から店頭で販売が始まりました。

(糸賀俊英記者リポート)
「さっそくいただきます。もっちりしておいしいです」

瀬戸内の魚はもちろん、コメやノリ、野菜も岡山県産にこだわったものとなっています。

弁当の掛け紙には、今年7月に児童たちが山や海について学んだことを生かし、瀬戸内海を「砂漠」にしないためにできる「CO2の排出を減らす」ことや「海のゴミを拾う活動に参加する」ことなどが紹介されています。

(長谷井商店 中島俊子社長 )
「特に、イシモチの唐揚げが入ったお弁当はほかにはないと思いますので、お魚好きな方にはぜひお召し上がりいただきたいと思います」

このオリジナル弁当は「はせいのおそうざい 惣」で、今年いっぱい販売される予定です。