今年も千曲川に子どもたちの歓声が響きました。
園児が川魚に触れて、味わう、恒例の取り組みです。
上田市の千曲川にあるつけば小屋にやってきたのは、地元の聖マリア幼稚園の園児26人。
「こんにちはー」
「ようこそ」
招待したのはつけば小屋を営む鯉西の西沢徳雄社長です。
毎年、つけば小屋のシーズンが終わるこの時期に、川魚を知ってもらおうと園児を招いています。
まずは、アユやハヤ、カジカなど千曲川でとれる川魚に触れてもらいます。
「ほら」「キャー」「大丈夫大丈夫だよ」
「触れたよみて」「気持ちいい」

「うわーもてちゃった」
川の恵みを五感で感じてもらうため、最後は、炭火で焼き上げたアユをふるまいます。
暑さや大雨などの影響が心配されましたが、25センチ級もざらに獲れ、まずまずだったという今年のアユ。
さらに、千曲川で駆除されたブラックバスの唐揚げも並び、子どもたちは獲れたての川魚の味を堪能しました。

園児:
「あっちゅい」
「あっついけど美味しい」
「(からあげは)おかしみたいなせんべいの味」

鯉西・西沢徳雄社長:
「コロナあけでえらい忙しくて、まあありがたいことなんだけど、やっぱほんと子どもたちのあの可愛い笑顔みるとああ頑張ってきてよかったなって」
「この千曲川ぼくは最高だと思ってるんでね、千曲川の伝統のものをね、植えこんでいってもらえればね、ありがたいかなと」
千曲川の投網漁は10月いっぱい行われ、つけば小屋は15日まで営業します。














