さぬきうどんのアメリカへの輸出拡大を図ろうと、製麺業者などが食品の輸出に必要な資格を取得するための講習会が、香川県高松市で開かれました。

講習会は香川県が行ったもので、うどん店や製粉会社から10人が受講しました。

受講者は、アメリカの法令に基づいた食品安全計画の作成を中心に3日間学ぶと、食品の輸出に必要なPCQIと呼ばれる資格が得られます。

香川県では、アメリカへの冷凍さぬきうどんの輸出を進めていて、昨年度は全米9都市の日系スーパーで数万食が販売されました。

(受講したうどん店の人)「国内と海外へ向けての制約は全然違いますんで、そこら辺も少しずつですけど、しっかりそういうことを取り入れながら販路を広げていきたいなと」

香川県ではうどんを輸出する業者が増えていて、今後は日系レストランへも販路が広がればと話しています。