きょう午前、氷見沖で外国貨物船と射水市の漁船が衝突する事故がありました。この事故で漁船の乗組員1人が軽いケガです。

きょう午前9時過ぎ、富山湾での”かに籠漁”を終え新湊漁港に戻っていた射水市の漁船「第八広佑丸」が氷見沖およそ15キロの海上で、荒天のため漂泊していたパナマ船籍の貨物船と衝突しました。

通報を受け駆けつけた伏木海上保安部の「巡視船たちかぜ」が漁船の乗組員4人を救助。船長の36歳の男性が左手の指にかすり傷を負っています。外国貨物船には13人が乗っていましたが、ケガはありません。

伏木海上保安部によりますと、漁船は浸水し、付近の海域に油が漏れ出しているということです。