■FIVB パリ五輪予選/ワールドカップバレー2023(7日、国立代々木競技場 第一体育館)
パリ五輪出場をかけたバレーボールのワールドカップ第6戦で、ここまで共に4勝1敗の男子日本代表(世界ランク4位)とスロベニア(同7位)が対戦。セットカウント3ー0(25-21、25‐22、25‐18)でストレート勝ちを収めた日本が、セット率でスロベニアを上回るため最終戦を残しプールBの2位以上が決定。すでに1位を決めているアメリカに続き、パリ五輪出場権を獲得した。自力での切符獲得を決めた選手たちは試合後コート上で歓喜の涙を流した。
スタメンは主将の石川祐希(27)、髙橋健太郎(28)、小野寺太志(27)、西田有志(23)、髙橋藍(22)、関田誠大(29)、リベロには山本智大(28)が起用された。
ストレート勝利でパリ五輪への切符を手にする日本は第1セット、サーブやローテーションでのミスが続きスロベニアに得点が入る嫌な雰囲気に。しかし髙橋藍のバックアタック、西田の強打で徐々に点差を縮める。平均身長が10cm以上高い相手のスパイクを石川がブロック、強打と、ここぞの場面で決めきり一気に逆転。18-16とする。スロベニアに1点差に詰め寄られるも西田、髙橋藍、石川が立て続けに決め25ー21で第1セットを奪った。
第2セット、スロベニアがサービスエースなどで3連続得点し8-11とリード。またしても追いかける展開となる。しかし、小野寺のこの日3本目のブロックなどで詰め寄ると、石川のスパイクなどで同点に追いつく。プレッシャーのかかったスロベニアはミスを連発し、日本が先に20点目。最後は西田のエンドラインぎりぎりの強打で25-22と2セットを連取する。
パリ五輪出場権獲得へ王手をかけた第3セット、石川のバックアタックや西田のバックライトなどで優位に試合を進める。後がなくなり興奮したスロベニアは、イエローカードをもらうなど白熱した試合展開に。中盤で同点にされると、セッター関田はミドル陣、途中出場の山内晶大(29)や小野寺を積極的に使い得点を重ねる。さらに髙橋藍のサービスエースなどで突き放すと、そのまま逃げ切りストレート勝利。最終戦を残して2位を決めた日本は、残り1枚のパリ五輪への切符を手にした。
日本は8日の最終戦で、世界ランキング2位のアメリカと対戦する。
※世界ランキングは試合前時点
【試合後コメント】
石川選手
オリンピックの切符を獲得することができて幸せな気持ち。2戦目のエジプトに敗戦してから厳しい状況が続いたが、しっかり切り替える事ができた。目の前の1点、1本、そしていい雰囲気でやりきる事を重点に置いて取り組み、今日それが結果となっていい試合になった。選手、スタッフに色んなプレッシャーがかかっていたのでホッとした気持ちが一番大きい。
関田選手
今日勝って切符を掴むことが出来て嬉しい。ここまで決して簡単な道では無かったが選手含めスタッフ全員が支えてくれてやって来れた結果。非常に感謝している。次の目標としてはパリ五輪でメダルを取る事になってくるが、そこに向けて頑張りたい。
西田選手
3-0で勝てば切符獲得という事はあったが、それはあまり考えずにやるべき事をやろうとした。1セット目の最初はチーム全体が勝ちたいという気持ちが強すぎて硬くなってしまったが、今シーズンどのチームよりもタフに戦ってきた強みが出せて3-0の勝利つながって嬉しい。
【日本の得点(上位)】
石川 15得点
西田 13得点
高橋藍 13得点
【日本の結果】
日本 3-2 フィンランド
日本 2-3 エジプト
日本 3-0 チュニジア
日本 3-0 トルコ
日本 3-0 セルビア
日本 3-0 スロベニア
【プールB 順位表】
1位 アメリカ 6勝0敗 勝点18
2位 日本 5勝1敗 勝点15
↑ ↑ ↑ パリ五輪出場ライン ↑ ↑ ↑
3位 スロベニア 4勝2敗 勝点12
4位 セルビア 3勝3敗 勝点9
5位 トルコ 3勝3敗 勝点8
6位 エジプト 2勝4敗 勝点4
7位 フィンランド 1勝5敗 勝点5
8位 チュニジア 0勝6敗 勝点1














