気象庁などによりますと、大型で猛烈な台風15号は勢力を維持して小笠原近海、その後は日本の東海上へ進む見込みだということです。

 12日午前9時時点で、台風15号の中心は小笠原近海(北緯20度35分 ・東経142度55分)にあり、北へ時速15キロで進んでいると推定されています。中心気圧は900ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は60m、最大瞬間風速は85mだということです。

 12日午後9時には中心は小笠原近海(北緯22度30分・東経144度00分)で、中心気圧が900ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は60m、最大瞬間風速は85mと猛烈な勢力で北北東へ時速20kmで進むと予想されています。

 13日午前9時時点には中心は父島の東南東(北緯24度55分・東経145度50分)で、中心気圧が905ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は55m、最大瞬間風速は80mと猛烈な勢力で北北東へ時速30kmで進むと予想されています。

 14日午前9時時点では中心は日本の東海上(北緯31度05分・東経152度25分) で、中心気圧は925ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は50m、最大瞬間風速は70mと『非常に強い』勢力で、北東へ時速40kmで進む見通しです。

 15日午前9時時点では、中心は日本のはるか東海上(北緯40度05分・東経165度00分)と推定されていて、中心気圧は950ヘクトパスカル、中心付近の最大風速が40m、最大瞬間風速は55mと予想されています。