地域社会の持続的な発展を目指し、高知信用金庫と津野町がパートナー協定を結びました。
高知市で行われた協定式には、高知信用金庫の山﨑久留美理事長と津野町の池田三男町長が出席。双方が連携し、地域社会を持続的に発展させることを目指す「ふるさとの未来貢献パートナー協定」を締結しました。
(津野町 池田三男 町長)
「今までは行政オンリーのまちづくりだったが、金融機関という形で入っていただくことでさらに支援策が見えてくるのではないかと期待。(高知信用金庫の)力をいただいて元気なまちづくりを進めていきたい」
式では津野町に住む人たちが日中、町外で仕事をする人が多いことから、放課後の子どもの居場所が少ないという課題が挙げられました。この課題を解決するため、協定の最初の事業として放課後に子どもたちが過ごす児童クラブ「つのっこくまちゃんる~む」を開設し、子どもも保護者も安心して生活できる環境づくりに取り組むことが発表されました。
場所は高知信用金庫旧葉山支店で、葉山小学校に隣接しています。建物を改装し、教室やリラックスできるスペースなど、それぞれが自由に過ごせる環境をつくる予定だということです。
(高知信用金庫 山﨑久留美 理事長)
「店舗の有効利用ということで町長からも子どものためになるテーマをいただいたので何とか叶えたい。今回協定ができてとてもよかった。子どもたちが楽しくいられる場所は未来にとってとても大切。特に電子機器も見られる方が多いが、本も見て人と人とのふれあいができる子どもが育ってくれたらとてもいい」
「つのっこくまちゃんる~む」は来年4月からの運営開始に向け、準備を進めるということです。














