かつて海運の要として全国で活躍した北前船のフォーラムが岡山県で開かれました。寄港地などゆかりの深い県内5つの市では分科会も行われました。

北前船の歴史を掘り起こし、観光などの地域活性化につなげようと岡山県で開催されたフォーラム。県内の5つの市では分科会も開かれ、全国から寄港地の関係者らが参加しました。

このうち倉敷市では航路の一部をたどるクルージングが行われ、参加者らは潮風を感じながら倉敷市の歴史などを学んでいました。

(伊東香織倉敷市長)「全国の北前船寄港地の皆さんとの連携をさらに強めて、世界的・国際的な観光PRにも力を入れていきたい」

クルージングの後には北前船の出入りで賑わった下津井の民謡「下津井節」の演奏も披露されました。