「手のひらよりは甲の方がいいかなと…」
続いて検察側の質問です。
検察官:「なぜ女性の尻を触ったのか?」
男: 「手の甲で触るのは大丈夫かなって」
検察官:「なにが大丈夫なのか?」
男: 「全然大丈夫じゃないんですけど…
手のひらよりは甲のほうがいいかなと。
あとジャンパーを手に持っていた」
検察官:「手の甲のほうがばれないと?」
男: 「そういうことも考えていました」
検察官:「これまでも注意されていますね?」
男: 「その都度反省して、
こういうことをしないようにしていたけど、すみません」
検察官:「なぜ今回の犯行に?」
男: 「自分の軽はずみな行動で、よく考えないで行動して、
また同じようなことをしてしまった」
検察官:「また決意が揺らいでしまわないか?」
男: 「いえ、忘れないで繰り返すつもりない。通院を考えている」
検察官:「どこに通院するのか?」
男: 「精神科に」
検察官:「行くことにどのような意味が?」
男: 「心のケアや精神状態の確認ができる、
ケアを受けることでそれをしちゃダメだって…」
検察官:「派遣社員の仕事はどのような?」
男: 「介護です」
検察官:「月の給与はいくら?」
男: 「月15万円、あと日雇いのバイトもしています」