検察を無視…男の理由は“ゴキブリ”

男は専門学校を卒業後、職を転々としていたといいます。犯行時は、派遣社員として介護現場で働くかたわら、日雇いのアルバイトをしていて、月の給与は多いときで22万円、平均で15万円ほどでした。生活保護も受給していて、月に自由に使える金額は7万円ほどだったといいます。

検察官:「住居の家賃はいくら?」
男:  「2万5000円」
検察官:「滞納はしているか?」
男:  「家賃を払っているときと払っていないときがあって、
     今は滞納している。半年間ほど」

また検察は、検察庁から男の自宅に2度にわたって連絡を送っていたにもかかわらず、無視していたと指摘しました。

検察官:「2度にわたり検察庁から通知がきていたはずだが、
     なぜ見ていない?」
男:  「自宅のポストにゴキブリがいて… 
     自分勝手な理由で通知を見ていなくてすみません」