警察から何度も警告…触られた女性は「厳しい処分を」
男は過去に警察などから再三にわたって警告を受けていて「もうふれない」と答えていたにも関わらず、今回犯行に及んでいて、常習性が指摘されました。
取り調べに対し、男は犯行動機について、好みの女性を発見し「尻を触りたい、少しでも近づきたい」と供述していました。検察官が女性の供述調書を読み上げます。
女性:「家族と食事をしていたのに台無しにされた。許すことはできないので、厳しい処罰を求める」
続けて、被告人質問が行われ、被告の男が証言台に立ちました。
〈弁護側の質問〉
弁護人:「なぜしてしまったのか?」
男: 「自分の軽はずみな行動で、多くの人に迷惑をかけてしまった。
相手の気持ちを考えずに、これくらいだったら大丈夫だろうと」
弁護人:「いけないことだと分かっていた?」
男: 「はい、家族で楽しく食事をしている中、自分の軽はずみな行いで
台無しにしてしまって申し訳なかった」
弁護人:「今回のようなことはもうやめたい?」
男: 「やめたいし、もうしようとは思わない。ちゃんと考えてから行動する」
弁護人:「病院に通うことは?」
男: 「行こうと思う、忘れないで頑張っていきたい」
弁護人:「もうしないと約束できますか?」
男: 「はい、します。もう今後はしないように、自分もいい歳なので
これで最後にしようと思います」
女性の尻を触り、これまで何度も逮捕・警告をされてきた被告の男。再犯の心配はないのかという弁護士の質問に「これで最後にする」と何度もうなずきながら答えました。