学校での問題行動や不登校に関する昨年度の調査結果が公表され、岡山県のいじめ認知件数は約6700件で過去最多になりました。

調査は岡山県内の小中高校のほか特別支援学校など647校で行われました。

調査結果によりますと、いじめの認知件数は6723件で前年より638件増加しました。増加の理由について、教職員がいじめにつながる些細なことについても積極的に認知に取り組んだためだとしています。

いじめの事例としては「冷やかしや悪口」のほか「軽くぶつかられたり」などが多く上げられたということです。

また、長期欠席や不登校は小中学校で1000人あたり24.8人と前年より増加しました。

県教委では引き続きいじめの早期発見や対応を通じて問題行動の解消に向けた取り組みを徹底していくとしています。