地元の特産品について興味を持ってもらおうと高知県いの町の小学校で、出前授業が行われました。テーマは「ショウガ」。子どもたちは匂いをかいでみたり、重さをはかってみたりして、地域の「自慢」について知りました。
いの町はショウガ栽培の発祥地といわれています。高知県自体の暖かい気温と雨の量がショウガの栽培に適していて、いの町の出荷量は全国一を誇ります。
出前授業は、地域の特産品について知ってもらおうと毎年、県やJAなどが行っていて5日は川内(かわうち)小学校の3年生と4年生が参加しました。学校には実際にショウガが用意され、子どもたちはニオイを嗅いだり、重さをはかったりして、町の「自慢」に直接触れていました。
「(はかりのメモリが)もう1回まわってきた」
また、種芋となる「親ショウガ」から、何倍もの量の「子ショウガ」ができることや、茎が自分の身長くらいの長さであることなども学んでいました。
(児童)
「辛いと思っていたけど、ショウガは乾燥したら少し辛くなくなる(ことがわかった)」
「ピーマンとショウガを合わせた料理を食べてみたい」
主催者は「ショウガだけでなく、農業についても興味を深めてもらえれば」と話していました。














