東京・新宿でご当地ラーメンの日本一を決めるイベントが開かれています。
中部ブロック代表として出場しているのは、2010年に惜しまれながら閉店した長野市の店の懐かしの中華そばです。


東京・新宿の大久保公園で5日から始まった「ご当地ラーメン総選挙」。


全国7ブロックの予選を勝ち抜いた10店舗が出店し、訪れた人の投票などで「ご当地ラーメン」の頂点が決まります。

中部ブロック代表として長野県から出店しているのは…

昔ながらの懐かしい味を感じられる「王様中華そば」。

2010年に惜しまれつつも閉店した長野市の老舗ラーメン店「光蘭(こうらん)」。


店主の丸山秀雄さんが生み出した人気の看板メニュー「中華そば」の味を残そうと、ラーメン店の店主でつくる「信州麺友会(しんしゅうめんゆうかい)」が「王様中華そば」として復活させ、県内のおよそ20の店舗で提供を続けています。


鶏がらをベースにした懐かしい味のスープに、スープの熱で変化するたっぷりのネギの甘さと黒コショウの辛みのバランスが特徴。

イベント初日のこの日は、県内出身のファンなどが多く訪れ、懐かしい味を楽しんでいました。

男性:
「懐かしくていいなと思いますね故郷の味というか」
女性:
「ピリ辛っぽい感じがして刺激があっておいしいです」


信州麺友会 河本天志(かわもと・たかし)会長:
「昔の懐かしい中華そばというのを若い人たちにも忘れずに食べていただけたらなと」
「ラーメンを通じて長野を知ってもらったり長野が今以上に元気になったり、なにかラーメンを通じて伝えられることがあればと思います」

イベントは9日まで開かれています。