参議院徳島・高知選挙区の補欠選挙が告示され、これまでに元職と新人の2人が立候補しました。
参議院徳島・高知選挙区補欠選挙にこれまでに立候補したのは、無所属で元参議院議員の広田一(ひろた はじめ)候補(54)と自民党の新人で西内健(にしうち けん)候補(56)の2人です。
(広田一 候補)
「誰かが立ち上がって声を上げなければ、今回の補欠選挙、不祥事を起こした自民党高知県連の中の首のすげ替えで終わってしまいます。政治に対する信頼を取り戻すどころかますます政治離れが進んでしまいます。出直し選挙、自民一強独占に風穴を空けて、もう一度政治に緊張感を作っていく。このことによって徳島のみなさん高知のみなさんの声は、自民党1つの声ではないんだ、もっと多様な声があるんだ、それを国政に届けるという当たり前の政治をみなさんといっしょに実現したいという風に思います」
(西内健 候補)
「人口減少、また少子化、高齢化、過疎化そういった様々な課題を抱える両県の中で、私は今回の選挙戦ずっと持続可能な地域をどのように維持していくのかこれを訴えてまいりました。建設業の方々、そして医療看護介護のみなさま方、また物流、こういった社会インフラを支えてきた、生活インフラを担ってきた、こういった社会の基盤が、底が抜けようとしているんじゃないか、そういう危惧をいつももってきました。そしてそのうえで働く農林水産業のみなさま方、また商工業のみなさま方、これら社会を支えてきた人々、こういう人々の暮らしを守るのが私は今回の戦いだとそのように思っています。これらの人々の生活を守る、そのために地方の声をしっかり届けていかなければならない、改めてその決意を固くしたところであります」
立候補の受付は午後5時までです。投票は今月22日に行われ、即日開票されます。