10月、香川大学の学長に就任した上田夏生氏が会見を開き、「地域社会の課題解決につながる研究に注力したい」などと抱負を述べました。

上田夏生氏は、大阪市出身の65歳です。医学部長や副理事を歴任し、全国の国立大学医学部で初めて2018年に臨床心理学科を開設するといった大学の機能強化などを行ってきました。

きょう(4日)の会見で上田学長は、これまでの経験を生かして大学の発展に力を尽すとした上で、社会ニーズにあった教育を行いたいと話しました。

(香川大学 上田夏生学長)「学生がチャレンジできる多様な機会を設け、地球規模の課題や地域社会の課題の解決につながる研究に注力したいと思います」

上田学長はまた、大学院で社会人が学び直しをしやすい環境を整備していく考えも示しました。