宮城県内で収穫された新米が、4日から鉄道のコンテナで県外に出荷されました。

仙台市宮城野区の仙台貨物ターミナル駅では新米の初出荷を記念した式典があり、JAの関係者らが輸送の安全を祈願しました。

初荷列車で出荷されたのは、県内で9月中旬に収穫された「ひとめぼれ」10.8トンです。猛暑の影響で、4日現在の1等米の比率は、およそ85%で、前の年より10ポイントほど低いものの、つやがあり香りも良いということです。

JA全農みやぎ 都築祐一県本部長:
「非常においしいお米ができた。いろんな料理に合うと思うので、さまざまな形で皆さんに食べてもらいたい」

ひとめぼれを積んだ初荷列車は、午後1時前、名古屋に向けて出発しました。今後は、ひとめぼれに加えて、ササニシキやだて正夢も東海や関西、九州に出荷されます。