笠岡市の伏越港と白石島を結ぶフェリーは12月31日から減便になることが決まっていますが、島の住民からの陳情をうけ別の航路の船が白石島を経由することになりました。

陳情は、白石島と笠岡市の伏越港を結ぶ運航事業者の一つ、三洋汽船が年末に運航を休止することから、島の住民が別の事業者による便数維持などを求めていました。

陳情を受けた笠岡市は北木島航路を運航する事業者と協議し、12月31日から1日5便、白石島を経由する意向を確認したと島の住民の代表に伝えました。

(小林嘉文笠岡市長)「5便出してくれるということになりまして(2社で)11便、5.5往復、何とか確保できてよかったなと思っています」

(白石・島づくり委員会 樋口栄吉委員長)「これから行政さんと各運送屋(運航事業者)さんともお話しできて、ちょっとでも便利になればいいかなと思っております」
笠岡市は島の住民から要望をうけ、運航が特に少なくなる午後の便の充実などについても事業者と協議したいとしています。