価格が1000万円を超える高級車が最低約50万円で買い手を募集しています。その車がトヨタのセンチュリーです。天皇皇后両陛下がお乗りになる「御料車」で有名で公用車としている自治体も多くありましたが、青森県五所川原市は今回、市議会議長の専用車として長年使ってきたセンチュリーを手放すことを決め、一般競争入札で全国から次のオーナーを募っています。

国産の高級車「センチュリー」。1967年に初代がデビューし、運転を専従の運転手に任せてオーナーは後部座席でリラックスするショーファーカーとして君臨してきました。青森県五所川原市が今、買い手を募っているのは公務で市議会議長を乗せる専用の車として使われてきたセンチュリー1台です。

河村庸市キャスター
「乗った感じは非常にゆったりしていて乗り心地が良いです。内装は細部にわたって豪華ですね。ドアを開ける部分まで高級感あふれています」
この車を購入したのは今から23年前の2000年。“平成の大合併”で2005年に五所川原市と合併する前の「市浦村」の時代に村長を乗せる公用車として村が購入しました。当時の資料は残っておらず購入費用はわかりませんが1000万円ほどだったとみられます。2000年に発売され排気量は4990cc。これまでに約17万8000キロを走り、車検は2023年の7月で切れています。














