パナソニックホールディングスは、ブルーレイディスクなどを生産していた子会社の津山工場を、来年3月をめどに閉鎖すると発表しました。

(パナソニックコネクト 新家伸浩執行役員)
「残念ながら我々の力不足で、この事業を終息せざるを得なかった」

パナソニックコネクト津山工場は、1979年にVHSの生産工場として稼働を開始し、2006年からはブルーレイディスクを累計でおよそ4億枚生産してきました。

しかし、映像コンテンツのネット配信などで、ブルーレイの販売はピークの2012年から6割まで減少し、今年2月には生産を終了しています。

工場で勤務していた従業員127人の多くは県外の関連会社に転籍するということで、跡地についても今後、売却を含め検討するとしています。